今回は前回の記事に引き続き「マナのトイレ自立までの軌跡」を書いてみたいと思います。
具体的にどんな段階を踏んでステップアップしたのか、どのように成長していったのか..
などなど、保育園時代を思い出しつつ書いてみたいと思います^^;
今回は保育園の先生と相談をしながら実際に進めて行ったやり方を具体的に書いていきます!
まず「トイレとは何か?」を理解させる所から・・・
まず最初に私がトレーニングで始めた事は・・・
なぜトイレに行くのか?
これらをマナに教えるところからでした。
で、それらをマナに理解させるためにやった事が以下の3つです!
■ 絵本で読み聞かせをする
■ お人形でごっこ遊びをする
■ 普段から声掛けをたくさんする
1つずつ具体的にやった内容を書いていきますね^^
絵本で読み聞かせ作戦!「ノンタンを褒めまくる!」
それでは始めに絵本の読み聞かせについてお話ししますね。
まず、読み聞かせする絵本は有名な「ノンタンのおしっこしーしー」を使っていきました。
で、この絵本はお話しの途中でノンタンがお漏らししてしまうシーンがあるんですね。
けれど最後は成長したノンタンがちゃんとオマルで用を足せるようになる、という結末です。
そこで、この絵本を読むときに私がした事は「ノンタンを褒める」という事でした^^;
読み聞かせながら最後のオマルで用を足せるようになったノンタンを褒めていくんですね。
ノンタンすごいねえ!
マナも今度オマルでやってみようねえ!
・・・このような感じですね。
こんな風に絵本を読み聞かせながらマナに話しかけて、トイレについて認識をさせました。
絵本はトイレの一連の流れを認識しやすいので必需品でした(^▽^)/
メルちゃんで実際に「トイレごっこ」をしてみる!
次にお人形(メルちゃん)を使って「ごっこ遊び」をしていきました。
メルちゃんシリーズには「トイレのれんしゅう」など玩具のトイレが付いたものがあります。
それらを使って私はマナと「トイレごっこ」のような事をしていったんですね。
私がメルちゃんを使って実際におもちゃのトイレに座らせて・・・
などマナに話しかけて、メルちゃんがおしっこをトイレでしている様子を見せました。
そしてメルちゃんがトイレをできると・・・
と、このようにまたトイレができたメルちゃんを褒めるという事をしていきました!
そして私がメルちゃんを使いトイレ&オマルを使う手順を繰り返し見せていきました。
それから次はマナにメルちゃんをトイレに行かせてもらう・・・という事をしていきました。
この「ごっこ遊び」を繰り返して少しずつトイレの事や手順などを覚えてもらいました。
普段からの声掛けアピール!トイレに行く度に声に出す!
そして普段からの声掛けについてですね!^^
これは普段から私がトイレに行く時には毎回・・・
と日々マナに聞こえるように声に出してトイレに行っていました。
こうする事でマナに「おしっこしたい時はトイレに行くんだ」と覚えさせていきました。
こんな風に日常の中で繰り返し言い聞かせて実際の様子を見せていくのは効果的でした。
なので毎回、声に出してマナにアピールしてからトイレへ行っていました^^
これらはトレーニングをスタートさせた年少の時期に数か月ほど行っていました。
これで「トイレとは?」という事は割とすぐに理解はできていたかと思います。
ただ、それでもマナが自分と結び付けていくにはまだまだ程遠い段階でした。
そしてオマルにチャレンジ!したけれど・・・
そして、少しずつトイレについて理解をしていった頃からオマルに挑戦し始めました。
ただ、マナはオマルに座れるようになるまでも一苦労でした。
まず初めてオマルを見た時、マナはもちろん何がなんだか分からず・・・
お尻をはめる穴の部分に足を入れて笑っていました。/(^o^)\
と私がマナに話しかけてもマナは・・
八八ノヽノヽノヽノ \・・・当たり前ですよね・・・( ´∀` )
そんな始まりでしたが私がマナの手を握りゆっくりと手を引いて・・・
となんとか座らせてみるも・・・
すぐにオマルから離れてしまう・・・という状態でした。笑
と思わず考えてしまうそんな始まりでしたが^^;
引きつづき進めていき数日後には私の手を握りながらオマルに座れるようになっていきました。
なので最初は「おまるでおしっこをする」というより「おまるに座る」を目標にしていました。
そしてそんな時期を1週間ほど過ごしオマルに座るのも慣れてきた頃から徐々に・・・
と声をかけていきましたが
こんな感じでして、マナはまだ「オマル=おしっこ」と結びついていないようでした。
ですが根気よく1時間半~2時間の感覚でオマルに座らせるようにしていました。
しかし座るだけでおしっこは一向に出ず・・・^^;
だんだんとマナにとってオマルは遊び道具の一つか、ただ座るものになっているようでした。
オマルに座りニコニコ笑顔で「おかあさんといっしょ」を見ていたのを覚えています。
けれど諦めず数時間おきにはオマルに数分(長い時は7-8分)ほど座らせていました。
しかし・・・
そしてオマルから降ろしてからたった数分後にオムツを見ると・・・
(つい1.2分前まではパンツ脱いでオマル座ってたのにぃい)
マナはオムツにおしっこをしているという・・( ´∀` )
こんな事をオマル訓練をしていた1-2か月ほど毎日繰り返していました。
そして、結論から言いますとマナは一度もオマルでおしっこを出来ませんでした。
で、約2か月奮闘しましたが母はついにオマルでのおしっこを諦めることにしました(笑)
という事でオマルは諦めて、補助便所にチャレンジしてみることにしました^^;
(マナの遊び道具の一つになったオマルはいつしか物置へ..。)
オマルも年少になってすぐ初めの2か月頃に訓練をしていました。
ただ上記の通り全くできなかったので次の補助便座へと移ってきました。
補助便座に挑戦だー!今度こそ座れたか・・?
そしてオマルを諦め・・・補助便座へとマナはステップアップ(?)していきました。
補助便座に座る間隔はオムツ交換をする少し前に座らせてあげるようにしていました。
・・・しかし、ここで失敗談が一つ。
実は私、オマルの前に軽い気持ちでマナを補助便座に座らせた事があったんですね。
当初からオマルも準備していたのですが、ちょっとマナに背伸びをさせてしまい・・・。
なんていう軽いノリで抱っこしていきなり補助便座に乗せてしまったのです。
そうしてマナが・・・
と、泣き出してしまい私がすぐに補助便座から抱っこして降ろすという..。(;´・ω・)
この出来事のせいでマナの中で「補助便座=怖い」という認識になってしまったんですね。
やはり子供からしたらトイレは高くて足も浮いているので怖かったのだと思います(;´Д`)
そんな出来事があったので初めは私が抱っこをしてマナを補助便座に座らせようとしました。
しかしマナは補助便所を見るや否やトラウマがあり・・・
と全力拒否という状態でした。(本当にごめんよ・・)
とはいえ、ずっと座らない訳にもいかないので・・・
と声をかけつつ座らせてあげるようにしました。
そして、なんとか1週間後辺りにはマナも座れるようになってきました。
しかし補助便座があってもやはりトイレは高さがあるため座れるのは1-2分が限界でした。
1-2分もすると半泣きになり「やー!」と降りたい意思を私に伝えてきました(;´Д`)
この時、身体もまだ小さかったのでお股を広げているのもしんどかったのだと思います。
そういった場合はトイレ嫌いになっては良くないため、私も降ろすようにしていました。
そして1か月後・・・やっと補助便所に座ることに慣れていってくれました^^;
と、また1時間半~2時間の間隔で補助便所に座らせるようにしていきました。
この時期はとにかく声かけをする事を私は意識して行っていました。
例えばマナが補助便座に座れた時には・・・
トイレにいい子に座るマナかわいい!
などなど(笑)
そうするとマナも褒められることが嬉しかったのか・・・
・・・というようにご機嫌にもなっていきました。
そして補助便座をスタートさせてから約2か月後にはいい子に座れるようになっていきました。
そして補助便座に落ち着いて座れるようになってから数日後・・・ついに少量のおしっこが!
その時はとっても感動しマナをたくさん褒めたのを覚えています^^
それから徐々に補助便所に座りながら出せるおしっこの量が増えていきました。
このように補助便座についてはマナのように「怖い」と感じる子もいるようです。
また保育園の先生曰く「トイレは暗くて狭くて怖い」と感じる子も多いそうな。
なので色々と考慮するとやっぱ初めはオマルからスタートがいいのかなぁ..と個人的には思います。
(とはいえ最初から補助便座に座れちゃう子もいるみたいですが^^;)
オムツを取ってトレーニングパンツデビュー!
さて、補助便所に慣れてきた頃からトレーニングパンツを履くようになりました^^
おおよそ、年少さんの夏前辺りからトレーニングパンツを導入していきました。
「トイレトレーニング中はなるべくトレーニングパンツをはかせていた方が良いですよ~」
と保育園の先生からお話しをお聞きしたので基本的にトレーニングパンツを履かせました!
基本的に寝る時にはオムツだけどそれ以外ではトレーニングパンツ・・・としていました。
で、この頃のマナは1時間半~2時間ほどの感覚でトイレに連れて行っていましたね^^
トイレに行っても中々おしっこが出ない時には焦らず・・
などと声をかけていました。
そして、このトレーニングパンツ生活をしていく事で段々と漏らす事が減っていきました!
ちなみに、マナは年少さんの時には寝る時はまだオムツを着けていました。
そして年中さん頃にほぼトイレでおしっこをして漏らす事も減ってきていました。
なので年中さんの頃からオムツ卒業をし寝る時もトレーニングパンツとなりました^^
(おねしょシーツは必須で。笑)
トイレトレーニング中・・・外出中はどうしていたか。
次に外出中はどのようにしていたのかお話しさせて頂きますね~。
基本的に、マナは外出中もトレーニングパンツを履いていました。
ただし!
車の中だけはもし大胆に漏らしてしまったらヤヴァイ・・・という感じでしたので..(;´Д`)
・・・というようにしていました。
そしてお出かけの時にはトイレには頻繁に行くように意識をしていました。
もうトイレ見つけたら必ず寄る・・・くらいの気持ちでしたね^^;
ただ、年中さん頃には車内でもトレーニングパンツを履くようになっていきました。
とはいえ、この頃も車内ではビクビクしながらトレーニングパンツでした~^^;
外出先では大人用トイレしかないので、便座の手前に座らせるなどしてお尻が落ちないようにしていました。
保育園でのトレーニングの様子について。
次に保育園でのトイレトレーニングについてお話ししますね。
前回の記事でも書きましたがマナは健常のお子さんもいる保育園に通園していました。
そして、そこではありがたい事に先生方の支援もあり家と同様にトレーニングができました。
なので保育園でも1日トレーニングパンツを履いていました。
ちなみに年少さんの頃はお昼寝の時間はオムツを履いていました。
年中さんの頃からお昼寝の時もトレーニングパンツに移行しました~。
そして家と同様の時間間隔で先生がトイレに連れて行って下さっていました。
また、お友達がトイレに誘ってくれる事もあり、マナも喜んで行っていたようでした。
そして、トイレトレーニングも終わる事にはマナ自身から・・・
などとトイレの時間になると先生に伝える事ができていったそうです。
ちなみに、自分から伝える事ができるようになったのは年長さん頃からでした。
トイレに行ってくれない時の対処法~なす子の場合~
次にトイレに行ってくれない時に私がしていた対処法を書いていきますね~。
まず下記のような状態の時はトイレを嫌がって行ってくれない事が多々ありました。
■ 遊びに夢中になっている時
■ 何かをし始めようとする時(遊び始める時など)
■ 眠かったり機嫌良くない時
などなどですね。
特にマナが眠くなったりした時は・・・
今トイレ連れて行ったら機嫌悪くなりそう・・
でも今トイレに行かなかったらお漏らししそうだし・・
と毎度よく悩んでいました^^;
という事で、実際に私がそんな時にしていた対処法をご紹介してみますね。
対処法その1.ワープ大作戦!
ワープ作戦とは・・・・・
などとマナに言われたとします。そうしたら・・・
トイレ行ったら遊べるよー!
せーの!ワープー!
・・・とマナを抱っこして半強制的にトイレに連れて行くようにしていました。
そこまで機嫌が悪くない時はこれでトイレに行ってくれていました。
ただ、あまりにも不機嫌な時は暴れて泣かれたりしてしまう事もあるので・・・
マナの様子を見つつワープ作戦は行っていました^^;
対処法その2.区切りの良い時にトイレに誘う作戦
これは、例えばマナが絵本に夢中だったとします。
そんな時はトイレに誘っても中々行こうとしてくれないんですよね^^;
なのでそんな時には・・・
などと声をかけるようにしていました。
まだ眠くなってしまっている時もできるだけトイレに行けるように・・・
などと声をかけるようにしていました。
これも繰り返し行っていく事でマナも言っている事を聞いてくれるようになりました^^
対処法その3.時間を決めて習慣にする作戦
これは作戦というより普段からやっていたことですがお話ししたいと思いますね(;^_^A
これはそのまんまなのですがトイレの時間をきめる・・・ただそれだけなのです。爆
どういう事かと言いますと、まずマナがトイレに行く時間を私の方で決めるんですね。
という事で6時、8時、10時、12時・・・
こんな感じでトイレに行く時間を決めていき・・・
と毎日、私の方から繰り返しマナに声をかけて行ったんですね。
ただマナはもちろん時計を読めないので・・・(;´∀`)
最初はマナも理解できていませんでしたが、それでも繰り返し時間を伝えていきました。
そうすると徐々に・・・
と言ってくれるようになっていきました。
このように繰り返し言う事で「生活習慣」として覚えさせる事ができたかなぁと思います。
そして補助便座から卒業!お尻も大きくなった!
そして年中の夏頃・・・
ふと補助便座に座っているマナを見るとお尻が大きく補助便座が小さく見えたんですね。
もう補助便座いらないかも・・・?
・・・とこのように思いまして。
と補助便座を取った状態のトイレに座るよう言ってみたのです。
・・・すると普通に自力で座れたという^^;
それまでずっと抱っこで補助便座に乗せていたのですが・・・(;・∀・)
この時から普通に座れるようになりました~(∩´∀`)∩!
どうやら・・多目的トイレで練習ができていたっぽい。
この話なのですが・・・マナは年少さんの頃から外では普通のトイレを使っていたんですね。
というか、外出先に補助便座はないので大人用のトイレを使うしかないですよね^^;
それで年少さん~年中さんの頃は外出先では多目的トイレを使用していたんですよ。
そこで、手すりにつかまりながら「よっこいせ」と便座に座る術を身に付けたようでした。
トイレが高いので何かに捕まりながらでないと登れなかった感じですね。
それで、家でも手すり代わりにウォシュレットのボタン部分・トイレットペーパーを掴んだりして(笑)
私が抱っこをしなくても一人で座れるようになっていった・・・という感じでした。
もっと早く自分で座らせればよかったかも?なんて今さら思ったりもします・・・^^;
おまけ~年代別に見るマナの成長記録~
最後にマナの成長記録を、年代別にまとめてみました。(ざっくりですが汗)
■ 4月ごろからトイレトレーニングを開始
■ 初めは絵本や人形でトイレの理解からstart
■ 夏前辺りからトレーニングパンツを開始
■ 寝る時や車の中ではオムツ着用
■ トイレについての理解・関心はまだ低い
■ 家・保育園でも全力で全て漏らす事はありあり
■ 周りに促されて「あ!」と気が付く事が多かった
■ 寝る時も車内でもトレーニングパンツへ移行
■ お漏らしはほぼ無くなり、たまにチビる程度
■ それでもまだプールへは入れなかった
■ 夏前には8割ほどはトイレ自立できていた
■ 夏が終わった頃に完全にトイレ自立する
■ 自分からトイレに行く事はまだ難しかった
■ 周りに促されていくのが日常だった
■ 補助便座もなしで1人でトイレをする
■ 保育園のプールに入る事もできた
■ お漏らしも完全になくなった
■ 自分から「ママトイレ行こう!」と言うようになった
■ きれいに大きいのも拭けるようになった
最後に・・
という事でマナのトイレ自立までの軌跡を書かせて頂きました。
最初はオマルさえも座れず・・・でしたがオムツ卒業までできるようになりました。
畳の上で漏らしたり出かけ先で何回もトイレに行ったり・・大変な日は沢山ありましたがw
期間も結局1年半かかりましたが・・それでもなんとかトイレの自立ができました^^;
今後もまたどうなるかは分かりませんが、、それでも変わらず焦らず行きたいと思います。
という事で今回も読んで下さってありがとうございました^^